【退団】フロンターレ ストーブリーグ情報【移籍】
目次
2025 川崎フロンターレ ストーブリーグ総まとめー守護神の別れ、新戦力の芽、そして始まる再構築の一年
2025シーズンが幕を閉じ、サポーターにとって胸がざわつく“ストーブリーグ”の時期がやってきました。今年のフロンターレは、ここ数年の中でも特に大きな変化が訪れています。長年チームをけん引してきた選手の退団・引退が発表された一方で、新しく加入する選手の情報も出てきました。
現在までに判明しているIN/OUT情報を整理しながら、どんな選手なのか、チームにどんな変化をもたらしてくれるのかを簡潔に取り上げます。
■ 守備陣・GK陣の大きな別れ — ひとつの時代の終了
まず、最も大きな話題は何と言っても守備とGK陣の退団・引退です。
長年フロンターレの最終ラインを支えたDFジェジエウ選手が契約満了で退団。ここ数年はケガによる離脱も多かったものの、在籍中に見せたパワフルな守備と安定感は、チームの黄金期を象徴する存在でした。
そして、サポーターからの信頼が最も厚かったと言っても過言ではない守護神、チョン・ソンリョン選手も契約満了で退団。J1優勝を重ねた時期、フロンターレがボール保持型サッカーを展開できたのは、彼の最後の砦としての存在があってこそでした。彼の退団は、多くのサポーターにとって一つの時代の終わりです。
加えて、安藤駿介 と 車屋紳太郎 の引退も発表されました。特に車屋はクラブ一筋で10年以上在籍し、SBとしてもCBとしてもチームに不可欠な選手でした。試合中は「静かな職人」、しかしピッチ外では柔らかい人柄でチームを支えた彼の存在は、今後も語り継がれるでしょう。
こうして見ると、守備とGKを中心に4人ものベテランがチームを離れるという、非常に大きな転換点を迎えています。
退団・引退
☆GK
チョン・ソンリョン、安藤駿介
☆DF
ジェジエウ、車屋紳太郎
■ 新加入 — フロンターレの次のステージへ
一方で、他チームからフロンターレへ新戦力が2人加入することが決定的になりそうです。
まずは、アビスパ福岡から加入する 紺野和也(28)。小柄ながら低重心のドリブルが魅力で、左足から繰り出すラストパスとシュートはJ1でもトップクラス。福岡では攻撃の流れを変える存在として活躍してきました。川崎の攻撃はここ数年、どうしても単調になりがちだっただけに、紺野が持つ「リズムを一気に変える力」は大きな武器になりそうです。
そしてもう一人が、ファジアーノ岡山から加わるドイツ出身GK スベンド・ブローダーセン(28)。188cmの大柄な体を活かしたセービングはもちろん、クロス対応の強さと落ち着いたポジショニングが持ち味。岡山では昇格の立役者となり、今季も数多くのビッグセーブで存在感を示してきました。ソンリョンの退団で不安もあったGKポジションですが、ブローダーセンの加入で一気に安心感が増します。
攻撃にスピードと変化を加える紺野、最終ラインを締めるブローダーセン。この2人が入ったことで、フロンターレは“攻守の柱”を新しく作り直すシーズンになりそうです。世代交代の進む今だからこそ、彼らの存在は頼もしい限りです。来季にどんな化学反応が起きるのか開幕が楽しみで仕方ありません。
■ 来季へのポイント — 再構築フェーズ突入
この冬の動きを総合すると、フロンターレは “再構築フェーズ” に入ったと言えます。
-
守護神ソンリョンの後継をどうするか
-
ベテランが抜けた最終ラインの安定化
-
失点数(今季ワースト3位)への対策
特に守りの強化は急務で、開幕までにどれだけ強固な守備を築けるかが大きな分岐点になるでしょう。ただ、同時に楽しみも多いオフです。新加入の2人の選手と既存の主力が融合すれば、新しいフロンターレの形が見えてくるはずです。
2025年のストーブリーグは、寂しさと期待が入り混じる複雑な時間ですが、それこそがクラブの歴史が大きく動く瞬間でもあります。
来季、フロンターレがどんな新しい景色を見せてくれるのか。
再スタートを切る2026シーズンが、また大きな一歩になることを願っています。



